写真や動画を撮ったりしながら国内外問わず、旅とライフスタイルをテーマに沖縄在住ブロガ@owncolorstravelが運営しているこちらのブログでは、沖縄旅行が初めてのかたやローカルのかたにも楽しんでいただける情報などを盛り込んでお届けしていきます。
今回は沖縄のお出かけスポット。
随分と気温が和らぎ、行楽日和が続く時期の沖縄。海水浴には適しませんが、お出かけするのにぴったりなこの時期、沖縄市にある動物園に行ってきました。大人でも楽しめる園内での様子をレポしていきます。
11月下旬の沖縄の最高気温25℃ 最低気温15℃ ※朝晩少しずつ冷え込んできてます。
・沖縄の動物園 こどもの国
沖縄こどもの国 Okinawa zoo & museum 〒904-0021 沖縄県沖縄市胡屋5丁目7−1
沖縄こどもの国は沖縄市にある動物園で広大な敷地内にアニマルゾーンとパークゾーンで構成されている複合施設です。
営業時間は9時半から21時まで ※最終の入園は、閉館時間の1時間前までとなっていて、火曜日が休園日です。入園料は16才以上:1000円、15才以下無料。ネット経由、事前購入で割引が適用されるので少しお得になります。
めっちゃ広くないですか?
園内周り切るには結構歩くし、時間費やしますがたくさんの動物達に会えるので全く飽きず、大きなゴリラのオブジェやブランコなどの撮影スポットや休憩できる場所もあるので自分のペースで園内回れます。
・沖縄でチンパンジーに会いにきた
私がここに訪れた理由はチンパンジーに会いに来ることだっだので、チンパンジーをメインに紹介していきますね。
この子はモコイチ。男のコのやんちゃ系なチンパンジー5歳。
モコイチの母親はモコ、ギンがお父さん。
すぐるの生年月日には目を疑いましたが、なんと1978年生まれの46歳!!
チンパンジーの寿命は、40~50歳だそうでかなり長寿。
チンパンジー舎での、このじゃれあいを延々と眺めていたのだけど、人間とチンパンジーの遺伝子一致度が約98.8%というのも、さらに興味深く知りたくなります。
チンパンジー舎は屋外と屋内展示場に分かれています。
長い腕を使ってロープにぶらさがったり、ロープからロープに移動したりととっても身軽。
チンパンジーは人間と同じように夜には眠りにつくので昼間は活発で、この日もモコイチはとっても活発に動き回ってました。
チンパンジーにはディスプレイ行動というものがあり、自分の力を誇示するために壁を叩いたり、物を転がしたりとアピールし、この日も、強化ガラスに向かってぶつかってきたりと、なかなかアクティブなやつで思わず体をのけぞってしまうくらい圧倒されます。
私たちがガラスの向こうから見てるだけでも刺激になってるかも知れないので静かに見守るように心がけたいところです。
沖縄こどもの国では現在5頭のチンパンジーに会えるのですが、以前はナツムちゃんというモコイチと同じくらいの歳のコがいたそうで、生まれた時から股関節周囲の異常があり、2本足での歩行ができくなく、トレーニングなどをしてきたのだけれど、2歳を迎える前に亡くなってしまったそうで、沖縄こどもの国のYoutubu動画で元気な頃のナツムがモコイチとじゃれあう光景など見ることができます。
チンパンジーを直接見たいという衝動に駆られたのは映画【猿の惑星シリーズ】などがきっかけなのだけど、それ以来Youtubuで動画を探して観たり、「Disney+」(ディズニープラス)でドキュメンタリーもの探してみたりと、どんだけはまってるねんってくらい生態を知りたくてはまってます。
ちなみに日本で一番多くチンパンジーが飼育されている動物園は東京の多摩動物公園で現在19頭いるとのことなので機会を作って会いにいけたらなぁと思ってます。
・琉球弧 屋久島猿
亜熱帯海洋性気候に属した琉球弧
琉球弧は、鹿児島県の種子島から沖縄県の与那国島までの弧状列島のことで、その中で生息している一種、北琉球のヤクシマザル。
ヤクシマザルは屋久島に生息するニホンザルで、沖縄こどもの国でも毛づくろいや、じゃれ合ってる姿を見ることができます。
ヤクシマザルは、鹿児島県の屋久島に住んでるニホンザルの仲間で、ニホンザルの中では一番南にいるサルです。見た目はニホンザルとほぼ同じなので、違いが分かりづらく、ヤクシマザルの方が毛の色が黒っぽくて、長くてちょっとゴワゴワしてるのだそう。
子供の国では群れで飼育していて、一匹一匹に名前がつけられています。
しばらく観察していると顔や仕草などで違いがわかるようになってくるので、みんな結構活発に動き回るのだけれど、気になるコは目で追って行動を観察してました。
エサを探したり、毛づくろいし合ったり、遊んだり、たまにケンカのようになってたり。家族愛ですら感じさせてくれ和みます。
今年生まれた『ユパ』ですが、元気に群れの中で駆けずり回っているのを見たばかりで残念なのだけれど、10月末にトキソプラズマ症という病気で亡くなってしまいました。
・こどもの国で会える動物達とその他の施設
その他の動物も見ていきましょう。
コンゴ共和国や赤道ギニアなどで生息する『マンドリル』やパナマ・コスタリカなどの『ジェフロイクモザル』
ワニやライオンなど約150種1000個体の動物たちを飼育しているので興味のある動物を探してみましょう。
パークゾーンでは、ミュージアムや子供が遊べる乗り物や釣り体験など楽しめるようになっています。
最水深約20cmの水が噴き出る『スプラッシュパーク』では子供たちが、水遊びしていて楽しそうでした。
園内にはレストランや売店、お土産屋さんもあるので一日過ごせます。
なかなか15歳以下無料な施設ってないと思うので、動物や生き物についての学びの場に最適な施設ではないでしょうか。
沖縄こどもの国ではナイトズーも開催していて昼間とはまた違う楽しみ方ができます。夜行性の動物たちが活動する姿を間近で観察できたり、夜のイルミネーションやクリスマス、年末に向けてのイベントなど盛りだくさんなので、家族やデートにお出かけはいかがでしょうか?