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2024年初記事となりますが、このブログも50記事達成!ということで今回はスペシャルバージョンでお届け!

沖縄在住、写真や動画、絵もちょこちょこと描いたりしながら旅とライフスタイルを中心にブログ運営しているアラフィフブロガー@owncolors50_jpです。

年が明ける前に、古くから交流のある友人から結婚します!というこの度おめでたい報告を受け、今回ウェディングパーティーに参加させていただきました。

新郎新婦は、セクシュアルマイノリティカップルで、MTFとFTMの結婚となります。

こちらのワードについては後ほど解説していきますが、招待を受けてから実際に参加してきて涙あり笑いありの素晴らしい式での様子も交えながら、現在の日本の同性婚などについてのお話も含め希望を込めて書いていきたいと思います。

目次

MTF,FTMって何ですか?


MTF(Male-to-Female)とFTM(Female-to-Male)は、トランスジェンダーの人々を指す用語です。

MTFは、出生時に男性として生まれてきて、男性から女性への性別変更や、自己認識や性自認が女性であると感じる人々です。

FTMはその逆で、女性から男性へのトランスジェンダーの人々を指します。こちらは、生物学的に女性として生まれながら、自己認識や性自認が男性であると感じる人々です。

自分の性別に対する感覚と生物学的性別が一致しない場合に使われる言葉です。

「おかま」や「おなべ」などの表現は差別的な意味合いがありますので、私を含むセクシャルマイノリティに属する方々は、そのような言葉に非常に敏感です。敬意を払って尊重していただけると幸いです。

・結婚の条件とは?

日本は先進国にもかかわらず、残念ながら現在の法では同性婚が成立しない状況となっています。

少しずつではありますが、パートナーシップ制度など改正が進められてはきていますが、ヨーロッパやアメリカ等の国のようには未だ認められておらず、アジアの中では唯一、台湾が2019年アジアで初めて同性婚を法制化しました。

トランスジェンダーの場合は、戸籍上の性別の変更によって成立します。

そのためには、性別適合手術や性別変更の申し立てをし、段階を踏んでようやく認められるのです。

ですが、今回のようなケースの場合は、MTFとFTMなので性別変更していなくても本来成立可能となっています。

ウェディングイベントはこんな感じでした。

ウェディングイベント会場

さて、トランスジェンダーとは何ぞや?と大まか理解していただいたところで、実際のパーティーの模様をレポしていきます。

2月某日大阪某所。

生憎の雨ではございましたが、イベント会場に招かれたゲストが次々と集まってきました。

私も、緊張しながら足を運ばさせていただいたのですが、当日はまさかの「大阪マラソン」と重なり、道路規制がかかっていたのです。お昼頃には規制が徐々に解除されていたのですが、タクシーで向かったのだけれど途中で右折ができなかったため、そこからは小雨の中小走りで会場へと。

私は新婦側での出席だったのですが、新婦側出席者の多くは顔見知りだったため、緊張も次第に和らぎ、個別に用意していただいていた席にて、式の始まりを待ちわびていました。

テーブル前に置かれた、メッセージカードに新婦からのコメントが用意されていました。

大勢いる出席者全員ひとり一人に、感謝の言葉を連ねたんだろうなぁという気持ちが伝わってきます。

彼女は私より随分と年齢差がありますが、まだ彼女が十代のときから私は本人と仲良くさせていただき、それこそ、同じように男性から女性に変化していく過程を共有してきました。

一緒に好きだった歌手のコンサートや、旅行にも行きました。そしてたくさんの笑いや希望をいただいてきています。

ほんの一例ですが、私が、喉仏を削る手術をしたときに、その影響でしばらく大声が出せず、ささやく程度にしか声を出せなかったときに、当時の私のモノマネをして笑わせてくれたことなど。色々ありすぎて語りつくせません。

オープニングムービー、新郎新婦入場からの、指輪の交換、乾杯の音頭、お色直し、余興、ブーケトス。

新郎新婦は、ずっとメインなので息つく暇すらなく料理に手をつける間もないくらいだったのを傍から見て、不憫に思えましたが、その間にも次々と料理が運ばれてきました。普段昼間からお酒をいただかない私ですがお祝いの席ということもありグラスワインなどいただきました。

特に自作の新郎新婦主演のオープニングムービーは、こだわりを感じられてユーモアもあり必見でした。

ゲストの一人が歌の披露をした際には感極まり私もつられてハンカチを手放せずにいました。彼女たちがここに至るまでにどれだけの準備や労力をかけ、この大切な日のために共に協力しながらイベントに取り組んできたかを思い返しました。そして、大勢の温かいゲストに見守られる中で行われるその瞬間をしっかりと目に焼き付けさせていただきました。

イベントも無事に盛大に行われ、その日の余韻に浸り、興奮の余りなかなか眠れず、翌日には飛行機に乗って自宅に戻りました。参加できて本当に嬉しかったですし、祝福させていただけたことが良かったです。

今回、お祝いにとお二人のために絵を描かせていただきました、招待状などで使っていただけたことありがたかったです。

ウェディングイラスト

このトランスジェンダーによる結婚イベントは、私たちのようなセクシャルマイノリティーにとっての希望であり、夢であり、幸せを掴むためにどれほど努力をしてきたかを示すものです。また、社会との関わりや人との出会いに感謝し、近い将来日本で同性婚の合法化や、幸せになる権利が平等であることがより進んでいくことを願っています。

新郎新婦はその後、ハネムーンで海外リゾートへと飛び立ちました。末永くお幸せに!

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