アナタの旅をより豊かなものに。
国内・海外問わず旅行とライフスタイルをテーマにブログ運営しているブロガー@owncolorstravelによる、海外渡航前に準備しておきたいことを取り上げていきます。
今回のテーマは【海外旅行先でレンタカーを借りて運転したい!】です。
海外に旅行に行ったときの移動手段として、ローカルのように自分で運転してみたいと思ったことはありませんか?特に個人手配で自由に旅することが好きなかたは、レンタカーやバイクを借りてその土地を走ってみたいと思ったことがあるかもしれませんよね。
現地で運転するメリットは、時間に縛られず自分のペースで移動できることではないでしょうか?電車やバスの時刻表を気にする必要がなく、思い立ったときに寄り道したり、景色のいい場所で停まって写真を撮ったりと旅行先での楽しみかたの幅が広がります。
さらに、距離のあるアクセスが難しい絶景スポットやローカルな村、郊外のレストランなどにも自分で運転して行くこともでき、公共交通機関では行きにくい場所こそ、その土地らしさを感じられるメリットがあります。
また、一人旅に限らず、家族や友人と一緒にプライベートな空間で移動できる楽しみ方や、荷物が多い旅でも気兼ねなく積めるので、ショッピングやアウトドアを楽しむときにも便利です。
そして何より、自分でハンドルを握ってその国の道路を走る体験そのものが、旅の特別な思い出になるだなんてワクワクしてきませんか?

・国際運転免許証の取得の仕方
・渡航先で国際運転免許証で運転できる国に該当しているか?
まず、日本が発行した国際運転免許証は、ジュネーブ条約に加盟している国、もしくは行政区域のみ有効となります。
下記がその一覧となり、そのほかの国では使用できないので渡航前に下調べをしておきましょう。
【アメリカ州】
| アメリカ合衆国 | カナダ | ペルー | 
| キューバ | エクアドル | アルゼンチン | 
| チリ | パラグアイ | バルバトス | 
| ドミニカ | グアテマラ | ハイチ | 
| トリニーダド・ドバゴ | ベネズエラ | ジャマイカ | 
【オセアニア】
| ニュージーランド | フィジー | オーストラリア | パプアニューギニア | 
【アジア】
| フィリピン | インド | タイ | バングラディッシュ | 
| マレーシア | シンガポール | スリランカ | カンボジア | 
| ラオス | 韓国 | 香港 | マカオ | 
【中近東】
| トルコ | イスラエル | シリア | キプロス | 
| ヨルダン | レバノン | アラブ首長国連邦 | 
【アフリカ州】
| 南アフリカ | 中央アフリカ | エジプト | ガーナ | 
| アルジェリア | モロッコ | ボツワナ | コンゴ共和国 | 
| コンゴ | ベナン | コートジボワール | レソト | 
| マダガスカル | マラウイ | マリ | ニジェール | 
| ルワンダ | シエラ・レオネ | セネガル | トーゴ | 
| チュニジア | ウガンダ | ジンバブエ | ナミビア | 
| ブルキナファソ | ナイジェリア | 
【ヨーロッパ】
| イギリス | ギリシャ | ノルウェー | デンマーク | 
| スウェーデン | オランダ | フランス | イタリア | 
| ロシア | セルビア | モンテネグロ | スペイン | 
| フィンランド | ポルトガル | オーストリア | ベルギー | 
| ポーランド | アイルランド | ハンガリー | ルーマニア | 
| アイスランド | ブルガリア | マルタ | アルバニア | 
| ルクセンブルク | モナコ | サンマリノ | バチカン | 
| キルギスタン | ジョージア | チェコ | スロバキア | 
| スロベニア | エストニア共和国 | 
※太字は私が渡航したことがある国、もしくはこれから旅行に行くリストに入っているもの。
・日本の運転免許証で通用する国と州

ちなみにハワイ・グアムなど日本人に人気のリゾート地なのですが、ハワイでは、入国1年以内であれば、日本の免許証のみで運転することが可能で、グアム・サイパンに関しては到着後30日以内は日本の免許証で借りることができるようです。借りるときにはパスポートと日本の運転免許証も一緒に携帯しておきましょう。
他にも日本の運転免許証で通用する国や州もあり、ドイツやスイス、台湾、アメリカのカリフォルニア州などが挙げられますが、翻訳認証というものを保持する必要があるようです。
・実際に国際運転免許証の取得に行ってきました

今回はフィジー旅行を控えているため、国際運転免許証の取得を現在在住している沖縄で取りに行ってきました。各都道府県の受付場所があると思いますが、取得時には各都道府県のガイドラインにしたがって進めていきましょう。基本的な必要書類などは同じかと思いますので記載しておきます。
国外運転免許証を申請するときに必要なもの
海外でレンタカーを利用するときに便利な「国外運転免許証」。
申請する場合に準備しておくものをまとめました。私は沖縄在住なので沖縄を例に挙げて下記に記載していますが、その他都道府県も基本的には同じ手順となるかと思います。
必要書類(コピー不可・必ず原本を持参)
- 日本の運転免許証(住所が沖縄県のもの)
 または マイナンバーカード型免許証(沖縄県住所)
 または 在日米軍個人車両操縦許可書(沖縄県内基地発行)
- 海外渡航を確認できる書類(いずれか1点)
 ・パスポート
 ・航空券(Eチケットは画面提示不可。印刷したものを持参)
 ・公用出張証明書(公印入り)
 ※運転免許証と氏名が一致していることが条件
- 写真1枚
 ・サイズ:縦4.5cm × 横3.5cm
 ・6か月以内に撮影したもの
 ・無帽・正面・無背景で胸から上が写っている写真
 ・撮影日を証明できるもの(証明書や領収書など)を一緒に持参
2,250円(沖縄県証紙で納付)・こちらは免許センターの受付で買うことができます。
運転免許センター各支所(中部、北部、宮古、八重山)で申請することもできますが、一か月ほど日数がかかるので、即日交付を希望される方は、豊見城市の沖縄県警察運転免許センターで申請すると当日10分もかからない手続きで取得できました。
沖縄県警察 運転免許センター 〒901-0225 沖縄県豊見城市豊崎3−22

申請手続きって手間がかかりそうと最初は思ってたのだけど、ほんとうに簡単な手続きなので、これから海外旅行時に車を運転してドライブしたいというかたには国際運転免許証の取得は自由度のあがる旅をするためにもおすすめですので申請してみてくださいね。


