旅とライフスタイルをメインに沖縄在住ブロガー@owncolorstravelが、沖縄旅行におすすめの観光スポットや旅のヒントを主に県外からお越しの方や、日本文化に興味のある海外からの観光客の方たちに向けて発信しています。

今回は沖縄中部エリアから車で北部のやんばるに向かい、リゾートホテルで一泊後、大宜味村にある自然を感じるサウナに立ち寄ってみました。
サ活で”ととのう”のが好きなサウナーさん必見の、完全予約制のプライベートサウナBUNA SAUNAを紹介していきます。
・沖縄本島最北端のハーブサウナでサ活。

BUNA SAUNA 〒905-1303 沖縄県大宜味村喜如嘉2083
沖縄本島北部。自然に囲まれた、この山小屋のような建物は、独り占めできるハーバルサウナとなっていて、鳥の鳴き声や、屋根の煙突から出る煙など、静かな時間が流れ、しばらくこの界隈で過ごしてたくなるような緑のある空間がそこにはありました。
BUNA SAUNAは、沖縄のやんばる、大宜味村にあり完全予約制のサウナとなっています。
・予約の取り方。
予約は事前予約制となっていてオンラインより申し込みができ、午前、昼、夕方の部に分かれるので希望する日時を選択します。
所要時間は2時間。
おひとりさまでも利用可能で、利用人数など項目にしたがって入力していきます。
季節のやんばるウィスク。という項目があるのですが、こちらはサウナで身体に、はたいたり、押し当てたりする際に使用する植物の葉を束ねたものです。
よくわからないかと思いますが、こちらがその画像です。

沖縄のやんばるで採れた植物や月桃の葉やハーブとなっています。
ちなみにこの月桃(げっとう)は、沖縄にあるショウガ科の植物で、独特なスーッとした香りを放ち、ハーブとして利用され、葉や実には抗菌・抗酸化作用などもあるため化粧品や精油などにも使われるんですよ。月桃の精油は採取率が少なく貴重なので、高価となっています。
・当日現地にて受付をします。

予約した時間前に現地に着き、まずは受付を済まし案内してもらいます。
サウナは同じ敷地内にあるのですが、少し離れているので受付後、案内していただけます。
この敷地なのですが、とてもユニークなので後半に説明しますね。
・森林浴ができるプライベートサウナ


桜の時期には、あたりに桜が咲くのだそう。沖縄の桜の時期は1月後半から2月半ば前頃なので、その時期に訪れてみるのも良いかもしれません。


サウナの使いかたなどルールの説明を受けた後からは、完全プライベート空間のサウナで自分だけのととのう時間を満喫できます。
更衣室が完備されていて、こちらでお着換え。ドライヤーや、アメニティも用意されてます。


サウナのある建物内は土足厳禁となっていて、30分置きくらいに、シークワーサーや琉球シナモンなどの葉をオーナーさんが持ってきてくれ、様子も伺いに来てくれます。
このオーナーさんの人柄がほがらかで柔らかくて、感じがとても良いのも好印象。
サウナの湿度は65℃〜75℃の低温蒸気浴。ハーブの香りに包まれながら、じんわりと汗が出てきます。
ロウリュとは、フィンランド式サウナで行われる蒸気浴のことで、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、体感温度を一気に高めます。BUNA SAUNAでは、やんばる自生のハーバルウォーターを使用しています。
ジュワッ~と、発生させた蒸気をあおいで、熱風を浴びるのがハーブの香りと音も気持ち良く、心身が解放される感じで、忙しい日常から解き放たれてデトックスになります。

こちらは水風呂のあるエリア。
水風呂は思わず「ひ~っ」と声が出るほどの冷たさ!(笑)
あまりの冷たさに全身は入れず、桶で汲んだ水を体にかけたり、足だけ浸けたりして、じんわりと体を引き締めました。途中で少し休憩を挟んで、サウナと水風呂を行ったり来たりしました。


休憩スペースでは、ハーブウォーターなどを準備していただいてるので、こちらで水分補給。
ハンモックもあったりと、天気の良い沖縄のやんばるの自然を感じながら寛げ、時間を忘れそうになります。


・喜如嘉翔学校

前述したBUNA SAUNAの場所なのですが、実はここ廃校となった喜如嘉小学校にいくつかのショップなどが集まり構成されたユニークな施設となっています。

なのでグランドや、水汲み場、校舎の面影が残っていて雰囲気があるので、時間があったらこちらも見てみるのもおすすめです。
たとえば、手作りでハンモックを編むことのできる体験の工房や、古本屋、カフェなど。今後は宿泊施設もできるそうです。


沖縄やんばる。なかなか奥深く面白い取り組みをしていて、生まれ育った場所では無いけれども、どこか懐かしさを感じる風景があり、素朴な空気感に包まれて、また足を運びたくなりました。


